正しい肉世界の描き方w *注 ここでかくことはおいらの独断と偏見で描かれています。 苦情等はお止めください。 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」(爆) ああいう絵を描いてると知人・友人に「あんな絵どうやって描いてんじゃゴルァ!(゚Д゚#)」 ・・・とよく質問されまふ。 そこで、肉世界が出来るまでをのっけていこうと思いまふヽ( ̄▽ ̄)ノ 1:ラフ(アタリ) まぁ、これは基本ですね。 ただおいらの場合、通常の絵では上記のような黒でしっかりとしたアタリはとりません。 消せる色付きシャーペンでアタリをつけて一気に描き上げます。 肉世界の場合は自分の想像力を広げる為にまず色んな形をぐちゃぐちゃ描きます。 (上記では左上の部分) で、偶然出来た形から色々と想像・妄想、尊敬するギーガ先生の画集を見たりして、他の形を大まかに描きます。 時には内蔵の写真や、昆虫画集、ホラー映画、果てはヴァギナをクスコで広げた写真なんかも資料にしたりします。(笑) 肉世界の大まかな形が出来たところでそこに人物を配置。 触手絵だと人物に触手を配置ですが、肉世界では逆だったりしまふ(爆) 配置した人物にさらに上乗せするように肉世界を配置。 上記絵では左下の形と卵管の部分です。 最後に背景の大まかな感じを描いてラフ終了。 所要時間:10分 総製作時間:10分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 2:ラフ この部分では基本的にこれといった描き方はないですね(苦笑) ただひたすら、自分の想像力を広げてガンガン描きます。 この時、それぞれのパーツの材質を考えながら陰影を描きこむと、塗るときに悩まずにすみますよ。 ちなみに参考資料は、肝臓・蛸・植物図鑑・蛙の卵管などなど・・・(爆) 所要時間:90分 総製作時間:100分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 3:トレス ラフを解像度300DPIくらいで取り込んで、ペインタでトレス作業します。 人によってはラフを加工して使っている人もいますが、おいらはペインタでのトレスをしてます。 ペジェ等は使わず、曲線も手描きなので一番気を遣う作業でもあります。 高い解像度での作業なのでなめらかな曲線を描く為に何度もやり直して、良い形を出すように心がけてまふ。 なので、かなりの時間がかかるッス・・・ 線が見えにくかったので、上記の絵では見やすいように加工しました。 ほんとは見えるか見えないかくらい細く描いてあります。 おいらの場合、輪郭線は塗る為の補助の要素が強いので線の強弱はあまりつけません。 ほとんど色で表現する為、背景や所々のトレスは省略しました。 所要時間:140分 総製作時間:240分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 4:色分け(レイヤー分け) 選択範囲ツールで指定しながら、各部分でレイヤー分けをします。 身体、触手、肉世界と言った感じで、レイヤーに区分けすることで後の作業時間を短縮します。 結構時間がかかるのは、ジャギ取りの作業をちまちまとやる為ですw このジャギ取りを怠ると仕上がりがとてつもなく汚くなるッス。 上記では色は適当に選んでます。 下塗りの時に本決め及び微調整をするので・・・ 所要時間:75分 総製作時間:315分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(おなご部分) レイヤー分けしておいたおなごの身体部分を下塗りします。 少し迷いながら塗ったので一時間弱かかりました。 「ナス肉」作業をしながらなのであんまり塗れませんなぁ・・・ 所要時間:70分 総製作時間:385分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) 「ナス肉世界」にごっそりと作業時間をもっていかれてるのでちまちまとした描けない・・・ 神よ・・・一日を48時間にしてください・・・(;人;) 所要時間:40分 総製作時間:505分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) 肉世界絵はキャラより触手に時間をかけます。 当社比5倍ほど・・・(笑) 所要時間:40分 総製作時間:545分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) 色々考えながら塗ってたのでちと作業が遅かったッス・・・ 所要時間:80分 総製作時間:625分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) 塗り込む色を部分で変えて質感をだしまふ。 本格的な質感を出すのはまだ先ですが・・・ヽ( ̄▽ ̄;)ノ 所要時間:60分 総製作時間:685分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) 時間が無くて背景塗りは途中で断念・・・ はぁ・・・早く塗り込み作業がしたいね〜・・・ 所要時間:30分 総製作時間:715分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 5:下塗り(触手部分) よーやく、下塗り完成・・・いつもながらこの作業がしんどい・・・(苦笑) 下塗りの最終的なまとめとして、多少色補正をして完成後を意識させました。 下塗りのコツとしてはブラシやフィルタを巧く使うことですかね? おいらは200種類くらいのブラシを作っておき、ここから各絵にあったブラシでガシガシ塗ってきます。 時にはテクスチャを組み込んだり、ブラシの詳細設定で「拡散」を使って「下地」を描いたりしてます。 今回はそういうのはあまり使いませんでしたが、作業の速度アップで使うのも良いでしょう。 適当にぱらぱら塗って偶然出来た形を巧く使って塗るということもしています。 次からは塗り込みに入ります。 所要時間:50分 総製作時間:765分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(おなご部分) 忘れていた感があった企画復活w それはさておき本塗りに入りました。 ひとまずこれでおなごの身体部分の塗りは完成です。 後で直しを入れると思いますが・・・ 目・口・髪はいつも最後に描くのでこの時点では描いてません。 下塗りからどんと飛んだ感がありますが、おいらの場合下塗りからはかなり早く描けます。 作業の感覚で言うと、下塗りの色にさらに色味や濃淡をつけていくと言う感じです。 背景や触手が塗り込まれてないのでいまいち良く見えないですなヽ( ̄▽ ̄;)ノ 所要時間:50分 総製作時間:815分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(触手部分) 塗りの色を少し変えて、色味と影をくわえました。 まだこの時点では本塗り完成ではありませんが・・・ あとはさらに色味と影をくわえて光沢を入れて完成です。 ここまで塗ると結構な存在感が出てきましたね〜ヽ( ̄▽ ̄*ノ 所要時間:50分 総製作時間:865分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(触手部分) 触手塗り完成〜φ(..) あまりてかてかさせない質感にしましたッス。 汁は最後・・・w 所要時間:40分 総製作時間:905分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(触手部分) 卵管と触手塗り〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ 卵管がなかなかに仕上がったッス。 いよいよ完成が見えてきましたなぁ〜w 所要時間:20分 総製作時間:925分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(触手部分) さっくりと塗りますたヽ( ̄▽ ̄)ノ あと、顔と手前と背景、バランスを調整して汁配置・・・ もう少しですな・・・ 所要時間:40分 総製作時間:965分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:本塗り(触手部分+目・口・髪) コレで本塗り終了。 後は汁配置と全体の色調調整で終了です。 本塗りについての最終的な解説を言うと、塗り込む一言に尽きると思います。 おいらは、「重ねる」タイプ・しかも重めの絵師なので落とすところは黒に近い色で落とします。 それ以外はとにかく乗算で重ねていき、色味と影を塗っていきます。 明るい部分は下塗りの色をそのままにしてあります。<おいらは色を抜くのはあまり得意ではないので・・・ 塗り込んだ後でハイライトを塗ります。 なにげにハイライトは質感を見せる為の大切な要素なのでかなり気を遣います。 あとは投げっぱなしの言い方ですが感性に従って調整していきました。 コレばっかりは解説のしようが・・・orz 所要時間:40分 総製作時間:1005分 >------------------------------------------------------------ 突発企画「正しい肉世界の描き方」 6:汗・汁塗り+微調整(完成) やっとこさ完成〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ べったべたに汁塗りたくっても良かったけど、 そういうタイプの触手じゃないので最小限に・・・ 最終的な解説。 汁の塗りは個人個人の描き方があるのですがおいらは白に近い色でべたべた塗り、 それに合わせた影をバックに落とします。 さらに汁の光沢として、オーバーレイで所々に白をかけます。 最後に、全体をまとめ上げるために色調補正をして出来上がりヽ( ̄▽ ̄)ノ 長かった〜w 上記CGをクリックすると大きめのCGを見れますッス。 あと、数字の後ろの「l」を半角ローマ字で「はにわ」と入れるとステキなことが・・・w ちなみにコレ、一応リク絵なんですよね(苦笑) 所要時間:30分 総製作時間:1035分 >------------------------------------------------------------